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7月は、
- 会派新人研修(10日と23日の2日)
を取り組んで参りました。
時系列順にお伝えいたします。
「会派新人研修」

「視察日程」:令和7年7月10日(木)
「視察先」 :じょーもぴあ宮畑、福島市立図書館、福島市斎場
「視察内容」:市の保有施設を視察
会派新人同期3名による「視察」
会派の同期議員3名で、福島市が保有・運営する「じょーもぴあ宮畑」、「福島市立図書館」、そして「福島市斎場」を視察いたしました。
いずれも市民生活に密接に関わる重要な施設であり、それぞれの現場を実際に見て・聞いて・感じることで、改めて多くの課題と可能性に気づかされました。
以下に簡単ではありますが、視察内容の報告と今後に向けた所感を記します。
◆ じょーもぴあ宮畑

縄文時代の集落跡を整備・公開する「じょーもぴあ宮畑」は、福島市の歴史的資産として、学びと観光の両面で大きな役割を果たしています。
当日は、展示施設の内容や体験学習の取り組みについて説明を受け、見学者への対応や運営上の課題についても現場の職員の方々と意見交換を行いました。

特に、来館者数の増加に向けたPRや、学校教育との連携強化の必要性を感じました。
今後の取り組みとしては、市内外の学校との連携、修学旅行などでの活用促進、また市民の身近な学びの場として再発信できるような仕組みづくりを議会でも提案していきたいと考えています。
◆ 福島市立図書館

福島市立図書館では、図書資料の充実度や閲覧スペースの使いやすさだけでなく、デジタル化の進展状況や地域資料の保存体制などについても確認しました。
訪問時には、多くの市民が静かに読書や調べ物に取り組んでおり、公共の知的資源としての役割を再認識させられました。
一方で、施設の老朽化や利用者ニーズの多様化に伴う運営面での課題も明らかになりました。
今後の活動では、図書館が「本を借りる場所」だけでなく、「地域の知をつなぐ拠点」としてさらに機能できるよう、ICT化の支援やユース世代の利用促進について議論を深めていきたいと考えています。
◆ 福島市斎場

人生の終末を迎えた方々とそのご家族に対して、静かに寄り添う場である福島市斎場。
視察では、施設の運営状況や衛生管理、火葬炉の稼働状況、高齢化社会における今後の需要増加への対応状況などを確認しました。
また、混雑状況や職員の労務環境にも目を向け、人員の配置や新技術導入の必要性についても話題となりました。
今後に向けては、利用者の精神的・時間的負担を軽減できるような運営体制の見直しや、適切な人員配置・施設整備のあり方について、議会内でも引き続き検討してまいります。
おわりに
今回の視察を通して、市民の皆さまの生活を支える施設が、さまざまな努力と課題のもとで日々運営されていることを再確認いたしました。
現場に足を運び、直接声を聞くことの重要性を改めて感じています。
今後も、こうした視察を通じて得られた知見を、市政にしっかりと反映していく所存です。
市民の皆さまのご意見も引き続きお聞かせいただきながら、より良い福島市の実現に向けて活動してまいります。
「会派新人研修」

「視察日程」:令和7年7月23日(水)
「視察先」 :東北日東工器株式会社、十六沼公園、福島市西部体育館
「視察内容」:東北日東工器株式会社、及び、市の保有施設を視察
会派新人同期3名による「視察」
会派の同期議員とともに、市内大笹生に新たに操業を開始した「東北日東工器株式会社」、市民の憩いの場である「十六沼公園」、そして地域のスポーツ活動を支える「福島市西部体育館」の3カ所を視察いたしました。
それぞれの施設・事業所には異なる役割がありますが、福島市の地域活性化、健康づくり、そして将来のまちづくりの柱として重要な拠点であると改めて実感しました。
以下に、視察内容と今後の取り組みの方向性をまとめます。
◆ 東北日東工器株式会社(大笹生)

今年新たに操業を開始した「東北日東工器」は、福島市における製造業の新たな拠点として注目されています。
視察では、工場内の設備や製造工程を見学し、地元雇用の創出状況や地域との連携について意見交換を行いました。
最新の生産設備やクリーンな作業環境は非常に印象的であり、企業誘致の成果を具体的に実感できる機会となりました。

また、今後の拠点拡張や人材育成に対する市としての支援の在り方も、考えていく必要があります。
今後の活動では、地元企業との連携や若者の地元定着支援、産業振興策のブラッシュアップに取り組み、福島市が「選ばれる都市」であり続けられるよう、施策提言を進めてまいります。
◆ 十六沼公園

福島市北部に広がる「十六沼公園」は、自然豊かな環境の中で市民の憩いや運動、スポーツの中心的な場として親しまれている公園です。
視察では、園内の整備状況や利用頻度、施設の老朽化の程度などを確認しました。
また子ども向けの活動など、多目的に利用されている様子も伺いました。
特に夏場の暑さ対策やトイレ・休憩所の改善など、これまで以上に利用者目線での環境整備が求められています。
今後の取り組みとしては、ユニバーサルデザインの導入や、市民参加型での公園づくりのあり方について議論を深めていきたいと考えています。
災害時の一時避難場所としての機能整備も重要な視点です。
◆ 福島市西部体育館

十六沼公園の他に、地域のスポーツ振興の拠点でもある「福島市西部体育館」は、学校教育・地域クラブ・市民の健康づくりなど多面的に活用されています。
視察では、施設の稼働状況や利用者層、設備の状態、バリアフリー対応の状況などを確認しました。
特に、多目的な利用に応じた設備の整備や駐車場の利便性、若年層から高齢者まで幅広い市民が使いやすい施設づくりの工夫が求められていると感じました。
今後の課題としては、施設の更新・修繕計画の明確化と、近隣住民との調和を図る運営体制の整備が挙げられます。
スポーツを通じた地域活性の観点から、他施設とのネットワークづくりも視野に入れて取り組んでいきます。
おわりに

今回の視察を通じて、企業・公共施設それぞれが果たす地域への役割と、その背景にある現場の努力や課題を直接確認することができました。
こうした視察は、現場の声を市政に届けるための大切な機会であり、引き続き継続していく所存です。
今後も、市民生活に密接に関わる現場の実態を大切にし、議会活動に活かしてまいります。
ご意見・ご要望がありましたら、ぜひお聞かせください。